【ホスピタリティ】を考える
みなさん、こんばんわ。
私自身も言葉の意味や定義を完璧に知っているわけではないでのすが、「ホスピタリティ」という言葉はご存じでしょうか?
私の解釈なので、間違っていて不快に思う方もいるかもしれませんが、
サービスを提供する側はもちろん最良のサービスやおもてなしの心を持って接すると思うのですが、本来それは一方通行なものではなく、そのサービスを受けている相手も感謝の気持ちを持ち、相手が喜びを感じている事が提供している側にも伝わり、共に喜びを共有するという事が必要になると、日本ホスピタリティ推進協会ではいわれています。
私たち医療職もサービス業ですから、同じように当てはまると思います。
もちろん、毎回対応する度にお礼やねぎらいの言葉がほしいと言っているのではなく
最初から、お互いがおもてなしの心や感謝の気持ちを持って、接する事ができる環境があったとしたら、最高だと思いませんか?
多分、仕事に疲弊する人はとても減るのではないかと思います。
症状や精神的な状態により、直接相手がそのような感情を抱けなかったとしても、そのご家族から代弁していただけたとしたら、何か報われる気がします。
前回の記事で書いた、心のエネルギーを増やすか枯渇させるかの影響をもたらす因子として「笑顔・ねぎらいの言葉」、「やりがい」、「一方通行な関係」などがありますが、全てこの「ホスピタリティ」という精神に関係があるように私は思います。
医療職が「サービス業」だと位置づけられるのであれば、病院・施設・訪問といった領域に関係なく、サービスを開始する時点で、お互いがおもてなしや感謝の心を持って接するという視点を社会的に強調しても良いのではないかと思います。
それがあれば本当に心にエネルギーをもたらしてくれる気がして嬉しい気分になります。
奉仕する心・おもてなす心・思いやる心を常に持って仕事に励んでいる分、少しでも・どんな形でも良いので、お返しがほしいと思ってしまうのは私だけでしょうか…。
賛否両論あると思いますが、私は今後社会的に「ホスピタリティ」という視点が、もっともっと医療職にも浸透してくれたら、頑張れるなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。何か少しでもお役に立てると嬉しいです。