1人で悩む、20~30代の医療職の方へ!

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【やりがい】を感じる仕事になるまでに

みなさん、こんばんわ。

感情労働」を行使する私たちにとって、心の安定に必要とされることは、

この仕事を自分はやっていくんだとやりがいを見つける「自己承認」、もっと自分をレベルアップしてより良い看護・リハビリを提供しようと思う「有能感」だといわれています。

自分を思い返すと、10年以上作業療法を行いながら、「作業療法士」ってなんなんだろう?と日々考えていたのですが、何となく自分の中で固まったのって、10年ぐらいかかった気がします。

みなさんはどうでしょうか?

職場の環境や出会う先輩・上司というのはとても重要な存在だと思いますが、若い世代のセラピストの子達が、「PTとは?OTとは?STとは?」と良い意味で考えるきっかけになってくれる人と出会えるか出会えないかというのは本当に運もありますよね。

私が出会った人の中には、エビデンスや根拠も無い事を長々と話す人もいたり、完全に自分の経験や価値観だけで話す人なども色々いました。

根拠のない事を指導されると、こちらも「???」って感じで納得いかないですよね。

看護師やセラピストになったばかりというのは、まずは看護やリハビリ以外の業務や職場のルールを覚えないといけませんから、やりがいを感じる余裕がないケースが多いように思います。

看護師として・セラピストとして「こうあらねばならない」という価値観は必要ですが、そこに縛られすぎるのも大きなストレスが紙一重となりコントロールが必要となります。

ただ、そのかかるストレスのコントロールを先輩・上司が一緒にやってあげ、この仕事ならではの醍醐味を感じれる機会を多く提供できれば、若い世代の子達も、肌で感じる事ができ、「自己承認」「有能感」は高まるのではないかと私は思います。

それにより、その子たちのレベルアップを自主的に図る事ができれば、患者さん・利用者さんにも良いサービスが提供でき、お互いが良い気持ちで働く事の出来る環境を作れるという事になります。

患者さんに良いサービスが提供できれば、「笑顔」「評価」もいただけ、スタッフも仕事ができるようになってくるため「一定の裁量性」が付与されます。

感情労働」を行使する私たちの心の安定に良い影響をもたらすといわれている五項目全てに先輩・上司の指導がかかっているわけです。

人によって、指導をしたくないタイプの人もいれば、淡々と業務の事だけを教えてくれる人もいますが、一番は患者さんに寄り添った良い看護・リハビリが提供できる人の後ろで色々学びたいですよね!

自分が目指したい・気になる先輩がいらっしゃったら、心配せず話しかけてみましょう!そういう寄り添ったリハビリができる人に悪い人はいないと思います(笑)。

「やりがい」を感じるまでに少し時間はかかるかもしれませんが、お互い日々勉強して少しずつ前に進み、患者さん・利用者さんから「笑顔」、「評価」がいただけるように頑張りましょう!!

最後まで読んで下さりありがとうございました。何か少しでもお役に立てると嬉しいです。

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