【否定的な感情】について
みなさん、こんばんわ。
以前の記事で、感情がネガティブな方に動いた時に「今、自分の頭には、どんなことが浮かんでいるだろうか?」と自問してみて下さいと書きましたが、
ネガティブな感情とは不安や怒り以外にも様々です。自らの感情を把握できる事によりその頭に浮かんでいる事と関連付けて、自分の解釈を客観的に見れるようになります。
今日はネガティブな感情の種類について、説明したいと思います。
かなりたくさんの種類がありますが、「悲しい」、「落ち込んだ」、「さびしい」、「不幸な」、「不安」、「心配」、「恐れ」、「おびえ」、「緊張」、「怒り」、「激怒」、「イライラ」、「ムッとした」、「恥ずかしい」、「戸惑い」、「屈辱的な」、「がっかりした」、「妬ましい」、「羨ましい」、「やましい」、「傷ついた」、「疑わしい」など、とても多いです。
感情がネガティブな方向に動いた時というのは、上述した感情が湧き出た時のことをいうのですが、その際に「今、自分の頭には、どんな事が浮かんだのだろうか?」と自問する事を意識的に行う事で、徐々にできるようになってきます。
その浮かんできた「思考」を、一旦落ち着いて考えてみると、その考えが、意外と根拠なく浮かんだイメージだったり、自分が最初に想像していた以上の事は起こらない事ケースも少なくありません。
人は仕事に疲弊して気持ちが抑うつ的になると、一旦落ち着いて考え直すという事が難しくなったり、悪い事ばかりに目が向いてしまう傾向にあります。
そのため、疲弊する前に自分で日頃から行えるストレスケアとして、感情がネガティブな方向に動いた時に、「今、自分の頭には、どんな事が浮かんできたのだろうか?」と自問する事を、私は行っています。
よほど現在の職場でストレスを感じていて、その環境自体に身を置く事が限界だと感じるレベルまで達しているとしたら、もしかすると役に立たないかもしれませんが、一度やってみる事をおススメします。
専門的な言葉で言うと「認知行動療法」というセラピーで使われる技法なので、もし興味があれば読みやすい本から読んでみる事も個人としてできるストレスケアに繋がるのではないかと思います。
本来であれば、個人で行うストレスケアは、疲弊しないための一つの手段にしかすぎず職場やチームを管理する立場にいらっしゃる方々が、働く環境を整えていく必要があると考えます。
好きでやりがいのある看護師・療法士・介護福祉士などの仕事を疲弊せずに続けていきたいですよね。
医療職の方の心のケアにまわったり、医療職をとりまく環境を変えていけることを信じて、私も頑張っていきたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございます。何か少しでもお役に立てると嬉しいです。