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自分が抱えている【ストレスの量】を知る

みなさん、こんばんわ。

関東は連日雨ですが、こういう日って不思議と何か気分が落ち込みますよね…。

今日は精神科医の名越先生が書いている「仕事で折れない心のつくり方」という本から、今自分がどの程度ストレスに追い詰められているのかを簡単に自己診断する方法を紹介します。

 

「水辺に立つ自分をイメージする」

という方法なのですが、自分では無意識のうちに仕事のストレスがどれぐらい溜まっているか、どの程度、仕事に煮詰まり感を覚えているか自己診断できます。

まず、目を閉じて、池や湖の水辺に立つ自分をイメージしてみます。

どんなイメージが出てきたでしょうか?水はきれいに澄んでいますか?それとも淀んで底が見えないほど真っ暗でしょうか?

あなたが立っている場所の水深はどれぐらいですか?足首?膝もと?それとも腰?胸まできている?

いかがでしょうか?

イメージの中に現れた「水位」はあなたの抱えているストレスの量を表しています。

うまくイメージの中に集中できたとしたら目安としては、水面が膝ぐらい下ならまだ余裕があり、腰くらいであれば「ちょっと煮詰まってきている」状態、胸以上なら「要注意」だそうです。

朝起きた時に「会社に行きたくない」という思いがよぎったとしても、このイメージ法によって「どの程度のストレスがかかっているか」ということをある程度自己診断できるそうです。

もしも水位が上半身に達しているようであれば「会社に行きたくない」という気分は、「辞めどき」のサインとして捉えられ、逆に、水位がまだ低ければ、それは一時的な不調だと考えてもよいと思います。

もちろん、これは自己診断ですので主観的な目安にすぎません。ただ、自分が今感じているストレスや、それに対処しようとしている自分の状態がどれほど切迫しているのかをチェックする方法としては有効だそうです。

私もこの本でこの方法を知り、結構使っています(笑)。

朝起きた時に「今日仕事行きたくないな…」と思う事は結構ありますよね…。

色々な出来事があって、頭に色々思い浮かぶからこそ、そういう気分になると思うんですが、

同じ本の中で、ストレスに対処する基本は、ストレスの原因を可能な範囲で「切り分ける」ことだそうです。

話を聞かない上司、好き勝手いう後輩、満員電車での通勤など、ストレスに押しつぶされそうになっているときというのは、さまざまな要素が複雑に絡み合っていることが多いそうです。

それをほぐしていくだけでもストレスは軽減されます。

何が苦痛なのか、ということを具体的に切り分けてみるのですが、「毎日顔を合わせる同僚に嫌な人がいるから」なのか「苦手意識のある作業があるから」なのか、ストレス

全体をとらえようとするのではなくて、何がストレス源になっているかを具体的に絞って捉える事が大切だそうです。

そうやって「自分にとってのストレス源の輪郭」が明らかになってくると、対処の仕方がだいぶやりやすくなります。

また、そのストレス源が自分の仕事全体のうち何割を占めているかを考えてみるということも大切だそうです。

自分が「嫌だな」と感じている作業というのは、実は仕事の1割とか、2割程度しかなかった、ということに気づくかもしれません。

そうやってストレス源の実態を明確にしていくことは、それだけでもストレスを軽減する事に繋がるそうです。

皆さんも、遊び半分で試してみて下さい。きっと良い方に気分を変えられる可能性が高いです!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。何か少しでも役に立てると嬉しいです。

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