仕事への【モチベーション】・【やりがい】・【満足感】について
みなさん、こんにちは。
今日は仕事への「モチベーション」・「やりがい」・「満足感」について管理する側が持つべき視点を書いていきたいと思います。
サービスを提供する相手から得られる肯定的な反応に対し、わたしたちは「仕事へのやる気が高まる」・「精神的疲弊の軽減」・「満足感、達成感」という思いを抱きます。
「笑顔」や「相手からのプラスの評価」は外的報酬といい、仕事を通して自分の外側から得られるもので、「自己承認」や「有能感」は内的報酬といい、心の中から直接湧き起こる心理的満足の事をいいます。
「感情労働」に対するマネジメントとして、否定的な影響を軽減し、肯定的影響を増大させる事が必要です。
そういった環境を作るためには、まずは各スタッフに一定の裁量性を付与し、自分で判断しても良い機会を増やす事も必要になります。
仕事を行うにあたって、スタッフ自らが判断できる機会が多いと、仕事を「押し付けらている」という感じを受けにくく、その判断で成功体験が得られると仕事への達成感や満足感を得られる事になります。
そのためスタッフへの一定の裁量性の付与というのはとても大切な事です。
もしも裁量性を付与できないという判断をされるスタッフがいるのであれば、その人の成長段階に合わせて指導を継続しながら、裁量性を持たせていけば良いのです。
一定の裁量性を付与しているという前提で話を進めると、仕事へのモチベーションを高めるためには、相手から「笑顔」や「プラスの評価」を少しでも多く得られるよう支援し、「自己承認」や「有能感」が高まるように、管理者・リーダーが見守り・支援する必要があります。
また健康に働くための「やりがい」や「満足感」に繋がる要素として
①仕事にやりがいや意義が感じられる
②自分の技能や能力を活用できる
③支援してくれる友好的な上司・同僚がいる
④快適に仕事が出来る環境がある
⑤うまく成し遂げたときに周囲からのフィードバックがある
⑥公平な報酬がある
という点が挙げられます。
①・②の気持ちが得られるように、各職種の知識の向上・スキルアップのための研修や指導を行い、それだけでなくコミュニケーションスキル・ソーシャルスキル能力の獲得のための機会を設けます。
③~⑤は、チーム内が良好な関係性であればあるほど機能している点ではないでしょうか。
スタッフ一人一人やチームにしっかりと目を向け、上記に挙げた点がしっかりと良い影響をもたらせているかどうか継続的に見ていく必要があります。
そうする事で、高いモチベーションを持って仕事に取り組む事ができ、やりがいや満足感に繋がるため、疲弊するという状況とは真逆のプラスの方向にチームやスタッフを導けるのではないかと考えます。
最後まで読んで下さりありがとうございました。何か少しでもお役にたてると嬉しいです。