1人で悩む、20~30代の医療職の方へ!

周りよりも頑張る人こそ受けている大きいストレス・悩みに少しでも役に立てる情報を発信

自己研鑽がストレスになりうる原因

みなさん、こんにちは。

わたしたち医療職は、新人として働きだした頃から、相手に最良の看護・リハビリを提供するため、常に自己研鑽を行い、自分の知識や技術の向上を図っていると思います。

ただ、その自己研鑽で自分を否定するような状況になったとき、とても辛い気持ちになると思います。

例えば、ある分野の勉強をしているけど、中々その結果が反映されないとき

「他の人がやったらもっと上手くいくんだろうな」とか「こんな看護・リハビリをやっているんじゃダメだ…」など、せっかく自分のレベルを高めようと頑張っている勉強が意味の少ないものになってしまいます。

私の経験上、仕事に誠実な方ほど自分のサービスを常に振り返り、更に良いサービスを提供できるように勉強をする傾向にあると思います。

その過程で、勉強会で講師が言っている事の意味が理解できない・参考書を読んでいても理解できない状況になった時に、「自分には理解できない」、「こんな状態でサービスを提供するのはダメだ」など自分を責める事はしないでほしいなと思います。

昨今特にリハビリでは「エビデンス」という言葉が重視され、本当に自分が行っているリハビリが意味のあるものなのか自問する事が多いため、余計に自分を責めてしまう方が多いのではないかと考えます。

看護師さんも同様に、自分の看護が本当に良いものなのかと自問する機会は多いのではないでしょうか?

医療職というのは「肉体労働」・「頭脳労働」・「感情労働」を全ての「労働」を駆使して日々の仕事を行っています。

私が思う事は、日々の仕事を全うするだけでも肉体的にも精神的にもパワーを消耗しているのにも関わらず、勤務外の時間で自己研鑽をしていること自体が素敵なのではないでしょうか。

仕事で更なる達成感を得るため・自分はこの仕事をやっていくんだと自己承認する気持ちが芽生えている時点で、努力している証ですよね。

自分が提供しているサービスが、本当に良いものなのか、意味のないことなのか、という判断はとても難しいと思いますが、最良のサービスを提供する事を意識して自己研鑽にはげんでいる方が行う看護・リハビリに意味のない事はないと断言できます。

研究・統計上どうこうという話はおいといて、まずは仕事の時間以外に仕事の事を考えて勉強している自分を褒めましょう。

テキトーに仕事をしている人には、そんな悩みは起こりません。

最良のサービスを提供しようと自分に厳しい方だからこそ、自分のサービスを振り返る過程で、つい自分の事を否定しがちではないでしょうか。

否定する必要はありません。すぐに結果が出なくとも自分の知識・技術のベースは少しずつ固まってきます。

そもそも、相手の事を考えて自己研鑽にはげんでいる方が行うサービスに意味がないなんていう事は、絶対にありません。

最後まで読んで下さりありがとうございます。何か少しでもお役に立てると嬉しいです。

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